bundle package

./vendor/cache内へGemのロックとキャッシュを行います。

文法

$ bundle package [--all] [--gemfile=GEMFILE] [--no-prune]
                 [--path=PATH] [--quiet]

オプション

--all
:git:path.gem依存性をパッケージします。 一度使用されると、その--allオプションは記憶されます。
--gemfile
Gemfileの代わりに、ここで指定されたgemfileを使用します。
--no-prune
キャッシュから、新鮮ではない(stale)Gemを削除しません。
--path
デフォルトのシステム(system)のパスではない、異なるパスを指定します。
--quiet
警告とエラーのみを出力します。

説明

packageコマンドはbundleのGemのための.gemファイルを、./vendor/cacheへコピーします。 その後、bundle installを実行すると、 Bundlerはrubygems.orgよりも、cache(キャッシュ)されたGemを優先して使用します。

更に、あなたがそのディレクトリをソースコード管理リポジトリへチェックインすると、 そのソースコードをチェックアウトした人は、追加のGemをダウンロードすること無く、 bundle installすることが可能になります。

このコマンドは、RubyGemsからのGemをロックし、./vendor/cacheへキャッシュします。

$ bundle package

デフォルトでは、単にbundle package実行後に、bundle installを実行すると、 Bundlerはプラットフォーム固有のGemがvendor/cache内に存在するのかを確認するために、 依然としてrubygems.orgへ接続します。

この挙動は、代わりにbundle install --localを実行する事で避けることが出来ます。 この場合、適切なプラットフォームのバージョンの全てのGemが、予めキャッシュされていることが必要になります。 これを簡単に行うには、同一のマシン上でbundle packageを実行し、 その後にvendor用のGemにチェックインします。

RubyGemsからのGemを、./vendor/cache内へロックとキャッシュを行い、 既存のキャッシュから新鮮ではないGemの削除を行いません。

$ bundle package --no-prune

:git:path.gemの依存性を含め、 ./vendor/cacheへ全てのGemのロックとキャッシュを行います。

$ bundle package --all

--allオプションは、一度使用されると記憶されます。

これは、Bundler 2.0でデフォルトになるでしょう。

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