rbenvが行うこと

• アプリケーション固有のRubyのバージョン指定をサポートします。
• ユーザー毎に、グローバルのRubyのバージョンを変更します。
• 環境変数を使用して、Rubyバージョンの上書きを可能にします。

RVMと対照的に、rbenvが行わないこと

RVMは、シェルに読み込んでおく必要があります

rbenvでは、$PATHにディレクトリを追加することで、その代わりとなるアプローチを取ります。

RVMは、cdのようなシェルコマンドの上書きをするか、またはプロンプトのハックを必要とします

これは危険な行為であり、エラーになる傾向があります。

RVMは、設定ファイルを持ちます

rbenvでは、使用したいRubyのバージョンを除いた設定は存在しません。

RVMは、Rubyをインストールします。

rbenvでは自身でRubyをビルドしてインストールすることが可能です。 また、ruby-buildを使用して、このプロセスを自動化することも可能です。

RVMは、gemsetを管理します。

アプリケーションの依存性を管理するのであれば、Bundlerの方が、より優れた手法と言えます。 もし、まだBundlerを使用していないプロジェクトがあれば、 rbenv-gemsetプラグインを使用してインストールすることが可能です。

RVMは、互換性のためにRubyライブラリを変更する必要があります

rbenvのシンプルさは、$PATHのことさえ把握していれば、 その他の事については知る必要が無い事にあります。

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